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社会起業・ビジネスモデル・人

社会起業・ビジネスモデル・人

社会起業にとって特に不可欠なものは「人」です。


普通の企業の場合でも、もちろん「人」は重要です。


ただ、社会起業の場合は巻き込む人の数が多い場合があります。


例えば、株式会社の場合。


・株主
・従業員
・顧客


が会社に関わる人です。

社会起業の場合、ちょっと違うのは関係者が増えます。



どういう事業を行うかにもよりますが、


・会員(運営者)
・スタッフ
・ボランティア
・寄付者
・利用者
・保護者(利用者の出資者)


といったいろんな人たちが関わることになります。


どんなにいい商品やサービスがあったとしても、それらに関わる人がいなければ事業として成り立ちません。


ですので、多くの人をあなたの事業に巻き込んでいく必要があります。


最初から友人関係にあった人などと創業する場合は、理念の共有などは容易かもしれませんが、多くの人が関わると難しくなりますよね。


リーダーシップや共感される理念が必要になります。


リーダーシップとは何か、というのは人それぞれの部分もありますし、理念を決めるのも時間がかかるかもしれません。


では、あなたは、ミッションを既にお持ちでしょうか?

あの有名なドラッカーの「非営利組織の経営」という本の一番最初は、ミッションについて書かれています。

その中で、「リーダーが初めに行うべきことは、自らの組織のミッションを考え抜き、定義することである」と書かれています。



例えば、あなたは病院のミッションは何だと思いますか?



「健康の維持」というのは誤りです。



病院と言うのは、健康を扱わず、健康の維持に失敗したときに出てきます。



それでは、病院のミッションは何でしょう?

それは、「患者を安心させる」ということです。



このミッションに辿り着いた病院は、救急治療室に運び込まれるものは必ず1分以内に診察するという目標が立てられました。



それは、まさにミッションから導き出された目標で、あとは行動するだけです。

この例のように、ミッションと言うものは、組織の行動を変えます。

あなたの組織の向かうべき方向を変えます。

もし、同じ組織で働くメンバーがそれぞれ別々のミッションを認識していたり、そもそもそれがあいまいだった場合はどうなるでしょうか?



私は大学のころから、いくつかの組織に属し、チームを作ってきましたが、一番最初に考えることはミッションであり、そして必ず他のメンバーとも共通認識を持たないといけません。

例えば、私が大学時代関わったキャンプサークルのミッションは

【子どもに人間関係を深めることの大切さを知ってもらう】



でした。



キャンプと言うのはあくまで手段。



キャンプ活動をグループで行う中で、けんかするときもあれば、協力しなければならないときもあります。



そういったいろんな人間関係の衝突の中で、お互いを深く知っていき、キャンプが終わろうとするときには、かけがえの無い存在になっていきます。



そういう体験を通して、人間関係の作り方、深め方を知り、日常生活でも、信頼関係を大切にしてほしい、そんな想いでキャンプをやっていました。



しかし、同じキャンプをやるのでも、ある人は、子どもに自然の厳しさを伝えたい,別の人は、キャンプファイヤーでみんなと楽しく遊びたい、また別の人は、山を歩きながら自然の大切さを伝えたい、、、

と方向がバラバラでしたら、キャンプは成りたちません。

そういう意味でもまず、ミッションを考えると言うことは、非常に大切なことと考えます。

ぜひ、ミッションを考えてみてください!


ミッションを考えると、あなたの想いや理念も浮かんでくるかもしれません。


特に一般社団法人を設立して事業をする場合は、単に多くの利益を出すことが目的ではないので、より多くの人に共感されるような理念を核に置くことは重要です。


もちろん、一般財団法人や公益社団法人などの場合も同じことがいえるでしょう。


私が行政書士事務所を立ち上げるときには、下記の事業理念を作りました。



「私たちは、喜びを活力に変え、いきがいのある社会を創造したいと考えます。

そのために、思いやりを大切にし、人と人のつながりを大切にします。

人と人、人と社会の架け橋となります。

そしてより多くの人の笑顔を作るために活動します。

お客様や仲間とのコミュニケーションの中で自分の価値を見出し、働きがいを感じながらイキイキと仕事ができる環境を作ります。

チームの力を発揮し、組織として成長する、そのような活動をまず自分たちが行い、そして行いたいと願う個人・団体を支援します。

個人が犠牲になるのではなく、個人の幸せのために組織があるということを忘れません。」

私がやりたい事をまとめるとこうなるのですが、長すぎて覚えられません。

覚えられないと共通認識になりにくく、バラバラの方向に向いてしまいがちです。

そこで、私は2つの言葉を考えました。

【チーム力向上支援】

【メンバーズファースト】



ひとりでできることは限られています。組織を作る上で1+1=2ではありません。

マイナスになるかも知れませんが、11になるかもしれません。

それぞれの強みを発揮し、社会貢献できるような組織を支援したいと思っています。

【チーム力向上支援】というのは私のミッションの標語です。



【メンバーズファースト】というのは、お客様などご利用いただく方を最優先に考えることです。

顧客第一主義とか言ったりもするかと思いますが、何がお客様のためになるのかを考えるとき、見方によっては判断が分かれるかもしれません。

その時の判断基準が、お客様の組織の成長になるかどうかということです。


話がそれてしまいました。

私の理念の話はさておき、お伝えしたかったのは、理念やミッションを考える上で、あわせて標語のような短くみんなが覚えやすいものもセットで作ってみてくださいということです。


そして、理念が決まるとそれを具体的に実現するためのビジネスモデルを考える必要が出てきます。


ビジネスモデルなき理念はただの空想ですし、理念なきビジネスモデルでは、それを実現するための人が集まりません。


この社会問題の解決のためのビジネスを、ソーシャルビジネスなどといいます。


では、実際にあなたが一般社団法人を設立する上で取り組むべきことは何でしょうか?

それは・・・

①あなたが解決しようと考えている社会問題を広く知ってもらうこと

②その問題を解決することに意義があるということを広く知ってもらうこと


が挙げられます。



そのためにまず大事なことは、


・どの人に(ターゲット)

・どのようなメッセージを

・どのように(手段)


伝えるのかを考える必要があります。

多くの人に関心を持ってもらうためには、わかりやすい(小学生にも分かる)、そして共感を得るようなメッセージを準備する必要があります。



そして、メッセージは広く一般的に伝えるのではなく、ターゲットを分けてそれぞれに刺さるように作り分けるほうが効果的です。


そういうメッセージの準備ができれば、今度は発信。


・イベント
・講演
・ブログ
・WEBサイト
・Facebook、、ツイッター、インスタグラム
・広告


など様々な媒体を利用して、共感を集めるように工夫してみてください。

注意点!

何でも自分ひとりで全部やろうと思わないことです。


まずは簡単に始められるところから順番に行動することが重要です。


講演がハードル高いなと思われる方もいるかもしれません。


そういう場合は、だれかに講演を頼めばいいのです。


要は社会に知ってもらうことが目的ですから、あなたがすべてをやる必要はありません。


そんな感じで、まず簡単なところから順次発信してみてください。


ゼロからわかる一般社団法人のつくり方


一般社団法人設立

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